☆ スマホと育児についてのアンケート結果 ☆

以下コメントです。

 

1.    日常的な困りごとに関する問いです。日常的な困りごとは主にスマホで解決する割合が約9割、電話や会って相談する割合が1割でした。当然ですが、スマホを自在に利用できている様子がうかがえました。

 

 

2.    深刻な困りごとに関する問いです。スマホ+LINEの割合が4割強、人に直接相談する割合が5割強でした。スマホ+LINEで解決する割合が多い印象でしたが、それで納得のいく答えに到達できるのかどうかが気になります。

こと育児に関しては悩みや喜びの共有に関し、昔ながらの『寄り添う』ことをテーマにしております。これが島田市版ネウボラに当たります。

『寄り添う』ことがスマホを介してできるのか、あるいは本当は人に直接相談したいけれどスマホ+LINEで済ませてしまうのか?前者でしたらそのような寄り添い方を模索すべきですし、後者ですと積極的に『寄り添い』に導く方法を模索することになります。

 

 

3.    3歳未満の子育てでのスマホ利用についての問いです。子育て情報のための利用は79割でした。子どもに見せる割合は1〜2割でした。

 

 

4.    3歳〜5歳の子育てでのスマホ利用についての問いです。子育て情報のための利用は78割でした。子どもに見せる割合は24割でした。

 

 

5.    スマホと育児に関する問いです。スマホを利用しながら対面した遊び、コミュニケーションもしていくという肯定的な意見は7割程度、逆にこどもの育ちに対する利用は否定的な意見が3割弱でした。これが今の子育て世代のおおまかな総意見なのだと思います。人がスマホ中心なのでこどもにも早く慣れさせたい、が1名、この数は世代を経るごとに増えていくのではないかと考えます。

 2割の方が子育てにスマホを使ってしまうのでこどもに申し訳ない、と答えているのが印象的でした。

 

 今はデジタルネイティブ世代からスマホネイティブ世代に変わっていく過渡期です。数年の世代の違いで意識の大きな差につながっているとも聞きます。今の子育て世代に関しては、

『相談事は直接相談からスマホを利用する割合にシフトしてきている。』

『子育てにスマホを使うには一定の罪悪感を感じる。』

ように感じました。この2点を軸に子育てにおける寄り添い方を考えていこうと思います。

 

 今回も貴重なご意見、本当に有難うございました。

スマホと育児に関するアンケート(20200725)にご協力ありがとうございました。7/2712時時点で87の回答を頂きましたので結果概要報告致します。

選択肢一覧(上から)

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