子宮頸がんワクチン

 ヒトパピローマウイルスという、子宮頸がんの原因のウイルスに対する予防接種です。がんを予防できる、という意味ではインパクトがあります。
 10歳以上で効果が認められており、3回接種する必要があります。海外では広く使用されているようです。
 子宮頸がんになるリスクがどの程度あるか、そしてどの程度の予防効果が臨床的にあるのかわかりませんが、ひとつのがんリスクを減らす、という意味では有益であるとは思います。

 当クリニックでは小児の感染予防接種を優先して行う方針であることと、子宮頸がんに関する実際的な知識がないことの2点の理由から、現在子宮頸がんワクチンを導入する予定はありません。
 ご希望の方は、お近くの産婦人科や総合病院にご相談ください。島田市民病院では行う予定と、直接お話を頂いております。

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