おねつがたかいよ〜
 こどもさんの急な発熱って、びっくりしてしまいますよね。生まれて初めてのお熱なんて大騒ぎ。

 大人が熱を出してもあまり騒がないのになんでそんなに大騒ぎするの?

 それは、お父さんお母さんがこどもさんのことを大切に思っているから。健康って、誰もが願うものなんですよね。

 お熱は体の調子が悪いサインであることは間違いありません。でも、人間の体って、自分で治ることのできる免疫を持っています。擦り傷だって自然になおりますよね。
 大人と同じように、こどもの熱でも危険な場合と、危険でない場合があります。それの見極めが大事。

 病院にいくだけでも熱の出ているこどもさん、疲れちゃうんです。

 見極めのポイント。
1.ごきげんかどうか。ごきげんならまず大丈夫。
2.水分がとれているかどうか。おしっこが半日出なかったり、1日の飲み物の量が500mlにいかなかったりしたら要注意です。
3.あそんだりおはなしできているか。できるならまず大丈夫。
4.お熱が40度くらいでも上の1−3が○ならあわてなくても大丈夫。

 3か月より小さい赤ちゃんのときは、熱が出たら翌日には必ずお医者さんにかかりましょう。
 それより大きいこどもさんは、元気そうならおうちでみていても平気かもしれません。でも、心配だったらかかりつけのお医者さんに、昼間のうちに相談しましょうね。

 お熱の対処法。
1.お熱があがりきってお顔がまっかだったり汗をかいているときは、首や脇の下、おまたのつけねを軽く冷やしましょう。
2.熱冷ましのお薬はぐったりしたときだけでよいですよ。
3.お熱の上がり際は震えたりしているので、温めてあげてください。
4.お風呂は元気があって38℃いってなければOkです。
5.汗が多くなりがちなので、水分は多めにとりましょう。


 こどもさんの元気な顔を取り戻すために、お医者さんとちょっとの間、二人三脚。
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