自閉症、あまり良いひびきではありませんね。何か、自分に閉じこもっているような、人とのつきあいがとても悪いような・・・
でも、私は個人的に自閉症のこどもたちを、『愛すべきこども』と呼んでいます。
自閉症って??
ごくごく簡単にまとめると、基本的な3つの基準があります。
1.社会性が苦手
なかまうちでわいわいやったり、楽しんだり悲しんだりが苦手。空気を読むのが苦手、っていうこと。
2.コミュニケーションが苦手
自分の気持ちを言ったり、会話を続けたりすることが苦手。
3.想像することが苦手
新しいことが苦手で、自分の心地よいことだけにこだわってしまうこと。
自閉症にも症状がつよいこどもから、自閉症でないこどもとあまりかわらないこどもまでさまざま(もちろんおとなもいます)。私には、自閉症は個性とも思えます。自閉症、ということばは、社会に出て独り立ちしなければならない人間世界があるゆえ、必要に迫られてできたことばだと思います。
私が『愛すべきこども』と呼ぶ理由。
1→なかまにいれてあげたい。
2→何とか思っていることを聞いてあげたい。
3→新しいことを教えてあげたい。
そんな風に思ってしまうのです。
でも、一番の理由は、自閉症のこどもたちは決してうそを言わないこと。うそを言わないのに、誤解されてしまうことがしばしば。そんなピュアな自閉症のこどもたちの笑顔って、とても美しいですよ。