ヒブ、とは Haemophilus Influenzae type B (B型インフルエンザ菌)の頭文字をとった、HIBのことです。インフルエンザウイルスとは関係ありません。インフルエンザウイルスは、Influenza とつづられており、ヒブの方には最後に e が入っているのでここからも違うことがわかります。

 ヒブワクチンは、0〜1歳に多いインフルエンザ菌による細菌性髄膜炎を予防するためのワクチンです。効果はかなり高く、多くの国で定期接種されております。WHOでも定期接種の勧告が出されており、また乳幼児の両親の関心も高まっているため、早くに定期接種に組み込まれることが望まれます。


 H22/6/17、よいお知らせが届きました。H22年10月から通常注文(おそらく本数制限なし)になるとのことでした。現在当院では8月の3人分まで予約済み、ですので7月1日電話予約が9月の3人分で電話予約が最終となる予定です。10月以降のワクチン供給、注文方法はまだ具体的には連絡が来ておりませんのでわかり次第公開いたします。子宮頸がんワクチンや肺炎球菌ワクチンなどの任意ワクチンの公費助成の声が高まっている中、メーカーも本数確保に真剣に取り組んだ結果と考えます。
 このような状況の変化をお知らせしたいため今回更新いたしました。10月以降の状況につきましては上記のおおまかな連絡しか入っておりません。そのためお問い合わせをいただきましてもこれ以上お答えできませんので宜しくお願いいたします。


 H22年7月1日に9月分の受付を行いました。これで月3名の予約は終了です。10月下旬からフリーに打てるヒブワクチンに関しましては、今の予定では10月初旬頃に予約開始なるみこみです。

 ヒブワクチンの新規予約はH22年10月から開始いたしました。予約はクリニックまでお電話でお願いします。 

 H22年10月以降、公費化の流れが出てきています。いつからかは定かではありませんが公費(無料)で接種可能になりそうです。ただ、なるべく早めに接種すべきものですので公費になるまで待つというのはあまりお勧めではありません。

 接種スケジュールです。
 生後2〜6ヶ月スタート 1ヶ月おきに3回プラス1年後に1回
 生後7〜11ヶ月スタート 1ヶ月おきに2回プラス1年後に1回
 生後1歳〜4歳以降スタート 1回のみ

 H23年4月から島田市もヒブワクチンの助成が始まります。島田市民の自己負担額は2000円です。
 H23年3月にワクチン同時接種後に死亡例が数例あったため厚生労働省がヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの安全性について検討しました。その結果ワクチン接種は問題なし、他ワクチンとの同時接種はご家族の同意のもと可能との見解がでましたが、当院では
当面同時接種は行わずに単独接種といたします。

 その後、同時接種も問題ない、との見解から同時接種を再開しています。
 H25年4月より定期接種になっております。

 

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