10月4日
最近の流行のおさらい
各種感染症が混ざっています。
1. マイコプラズマ様持続発熱、せきの感染症が多めです。小学生以上で熱が3日以上続いて咳をしている場合、ほぼマイコプラズマと考えられます。
2. 手足口病がだらだらと流行しています。
3. 胃腸炎が少しでています。
4. はなかぜで喘息様にせきが長引く児が多いです。
5. 高熱が続くせきのかぜは少しでています。
6. 新型コロナは今週は数名です。小児はほぼ流行していません。
7. 溶連菌はみかけません。
周囲に新型コロナの流行がない場合、発熱児でも院内で診察をしています。今のところ問題はありません。
とにかくマイコプラズマ感染症が多いです。幼児にもいると考えますが、ひどくなるケースは少ないと思います。小学生以上も診断されている以上に患者さんはいるはずで、発熱3日以上、せきが強い場合はほぼマイコプラズマと判断しています。マイコプラズマは必ずしも抗生物質が必要ではありません。軽い風邪程度〜肺炎まで様々です。重症度に応じた加療を行っています。
新型コロナは小児においてはかぜ程度です。検査は適宜行いますが、基本的にはかぜ同様の扱いにしていく予定です。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。