3月3日

最近の流行のおさらい

 

1.    花粉によるアレルギー性鼻炎が多いです。

2.    高熱、せきのかぜが少し出ています。

3.    ノロタイプの胃腸炎は減っています。

4.    新型コロナ感染症はほとんど出ていません。

5.    インフルエンザAが少し出ています。流行園もあるようですが、増えている印象はありません。

6.    はなかぜが目立ちます。

7.    高熱、目ヤニのかぜが少し出ています。

 

 

4月から四種混合ワクチンが生後3カ月開始2カ月開始に早まりました。主に百日咳対策での前倒しです。赤ちゃん注射のスケジュールが若干変更になりますが混乱はないと思います。

 

この4月から子宮頸がんワクチン接種に関し、9価(9種類ウイルスに対応)を使用できます。今までは2価また4価でした。初回から接種可能で、途中からの切り替えやキャッチアップ(定期接種より上の年齢)で対応できるかどうかはまだ未定のようです。

 

新型コロナの症状は2日程度の発熱、その後咳が少し出る程度が標準的です。小学生は初日2日目はだるそうにします。園児は結構元気です。夏かぜやインフルエンザ程度の症状と考えてよいです。

 

 新型コロナウイルス感染症は致死率がインフルエンザ並みとなり、5月8日から5類感染症となる予定のようです。こどもにとっては『かぜ』程度であることは間違いなく、ただ重症化するケースが少しあるのでワクチンは接種が望ましい、という状況です。

 

しっかりとワクチンを行い(最低3回以上)、重症化をしないことを担保しながら日常を営んでいく必要があります。

 

現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っていますが、きちんと行えばかなり精度は高いと考えています。

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