1月27日
最近の流行のおさらい
1.
新型コロナ感染症は小中学生が減っています。検査陽性率が下がっています(前週28%、今週21%)。
2.
インフルエンザAが少し増えています。流行園が出ています。
3.
はなかぜが目立ちます。
4.
ノロタイプの胃腸炎が増えています。
5.
高熱、せきのかぜ(RS様)が少し出ています。
6.
空気のかんそうで肌荒れが多いです。
7.
花粉によるアレルギー性鼻炎が少し出ています。
新型コロナの症状は2日程度の発熱、その後咳が少し出る程度が標準的です。小学生は初日2日目はだるそうにします。園児は結構元気です。夏かぜやインフルエンザ程度の症状と考えてよいです。
新型コロナウイルス感染症は致死率がインフルエンザ並みとなり、5月連休明けから5類感染症となる予定のようです。こどもにとっては『かぜ』程度であることは間違いなく、ただ重症化するケースが少しあるのでワクチンは接種が望ましい、という状況です。
しっかりとワクチンを行い(最低3回以上)、重症化をしないことを担保しながら日常を営んでいく必要があります。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っていますが、きちんと行えばかなり精度は高いと考えています。