1月20日
最近の流行のおさらい
1.
新型コロナ感染症はすこし減っている印象です。検査陽性率が下がっています。
2.
インフルエンザAが少し増えています。
3.
はなかぜが目立ちます。
4.
ノロタイプの胃腸炎が増えています。
5.
高熱、せきのかぜ(RS様)が少し出ています。
6.
空気のかんそうで肌荒れが多いです。
7.
花粉によるアレルギー性鼻炎が少し出ています。
新型コロナの症状は2日程度の発熱、その後咳が少し出る程度が標準的です。小学生は初日2日目はだるそうにします。園児は結構元気です。夏かぜやインフルエンザ程度の症状と考えてよいです。
新型コロナウイルス感染症は致死率がインフルエンザ並みとなり、通常の扱いになる日が近いです。しかし高齢者にとっては危険な感染症であることは変わりません。また成人が罹っても高熱やせきがしつこいケースも時々みられます。後遺症も多いと聞きます。
通常の扱いになると濃厚接触者の隔離はなくなり、また感染者の隔離期間も事実上短くなります。コロナウイルスの免疫をすり抜けるという特徴から誰もが簡単にかかる状況が発生します。かかってもよい、感染症になるわけですが、かかると結構きつい、可能性があります。同時に多数の方がかかる事態が発生するため人の少ない医療機関の運営としてはなかなか難しいところはあります。どのように対処していくかこれから思案していきます。
しっかりとワクチンを行い(最低3回以上)、重症化をしないことを担保しながら日常を営んでいく必要があります。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っていますが、きちんと行えばかなり精度は高いと考えています。