10月7日

最近の流行のおさらい

 

1.    RS、ヒトメタニューモによる高熱、せきのかぜは少し出ています。

2.    高熱の夏かぜは少しでています。

3.    手足口病は少し出ています。

4.    胃腸炎は少し出ています。

5.    疲れ、気候変化についていけない、等でじんましん、腹痛等体に不調をきたすケースがあります。

6.    花粉症は秋の雑草花粉が本格化しています。

7.    喘息が出やすい時期になります。

8.    新型コロナ感染症は減っている印象です。

 

新型コロナは0名の日もちらほら出てきています。

 

新型コロナの症状は2日程度の発熱、その後咳が少し出る程度が標準的です。小学生は初日2日目はだるそうにします。園児は結構元気です。夏かぜ程度の症状と考えてよいです。

 

 来年度から、

 ・子宮頸がんワクチン9価(9種類のウイルスに対応できる)が可能になる見込みです。

初回を行っていない場合は4月まで待ってもよいかもしれません。

 ・4種混合ワクチンが2カ月から(現在3カ月から)開始できるようになる見込みです。

 

 新型コロナワクチン6ヶ月〜5歳未満が間もなくはじまる模様です。集団免疫をなるべく形成するために接種する意味はありますし、重症化防止という個人防衛の意味もあるとは思いますが、こどもにとってはアデノ、RS、インフルエンザ以下の重症度の感染症でありますので(あくまでも個人的見解です)、全員に積極的にはお勧めできません。副反応は軽そうですので、ワクチンがあるから接種したい、という希望を満たす程度のものと考えます。ちなみに対象年齢にわが子がいたら、接種はすると思います。

 

現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っています。

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