最近の流行のおさらい
1.
RS、ヒトメタニューモによる高熱、せきのかぜは少し出ています。
2.
手足口病は少し出ています。
3.
胃腸炎は少な目です。
4.
夏ばて、気候変化についていけない、等で体に不調をきたすケースがあります。
5.
花粉症は秋の雑草花粉が出はじめています。
6.
汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。
7.
新型コロナ感染症は少数出ています。園、学校が再開し、学童等でも増えています。
新型コロナは1日数名の一定数出ています。
静岡県や島田市も今週は先週より減っていて小児も減っている印象がありましたが、小学校の再開で小学生が増えています。園では散発です。
全体的な発熱患者が少なくなっているため新型コロナが目立ちます。
新型コロナの症状は2日程度の発熱、その後咳が少し出る程度が標準的です。小学生は初日2日目はだるそうにします。園児は熱があっても結構元気です。夏かぜ程度の症状と考えてよいです。時に重症化をするということですが、夏かぜ、インフルエンザ、RSウイルス、ロタ、ノロも同様ですので別格にする必要はないように感じます。ただ、重症化を防げる手段=ワクチンがある、ということです。
5〜11歳の新型コロナワクチンが、9月上旬から努力義務になる予定のようです。当院の考え方は当初と一緒であり、重症化予防にはなる、発症予防効果は少しある、副反応は問題視するほどではない、定期接種ほどのお勧め度ではなく70%程度のお勧め度、接種するかどうかはご家族の判断による、といったところです。
つまりは、ご家庭の考え方でよいと考えております。
個別接種を行う予定は今のところありません。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っています。
9月2日