8月19日
最近の流行のおさらい
1.
RS、ヒトメタニューモによる高熱、せきのかぜは減ってきています。
2.
手足口病が流行しています。ヘルパンギーナは少数みられます。
3.
高熱の夏かぜが出ています。下痢や嘔吐をともなうことが多いです。
4.
胃腸炎が年少児を中心に出ています。
5.
花粉症は夏の雑草花粉が出ています。
6.
汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。
7.
新型コロナ感染症は少数出ています。集団でいる場では小流行します。
新型コロナは1日数名の一定数出ています。
静岡県や島田市も今週は多かったですが、当院でも今までで一番多いです。感染対策には限りがあり、社会生活を営んでいる以上もう仕方ありません。幸い小児はほとんどが軽症です。
今年の冬のインフルエンザの流行に向け、ワクチンをしっかりしましょう、という話になっていますが例年通りでよいと思います。
今年のワクチン流通は順調のようです。ワクチン接種は例年通り10月から行う予定です。
5〜11歳の新型コロナワクチンが、9月上旬から努力義務になる予定のようです。当院の考え方は当初と一緒であり、重症化予防にはなる、発症予防効果は少しある、副反応は問題視するほどではない、定期接種ほどのお勧め度ではなく70%程度のお勧め度、接種するかどうかはご家族の判断による、といったところです。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査で行っています。