最近の流行のおさらい
1.
高熱、せきのかぜが出ています。喘息様になるケースがあります。ヒトメタニューモウイルス中心に感じます。今後RSが増えると考えています。
2.
手足口病が増えています。ヘルパンギーナは少数みられます。
3.
高熱の夏かぜが出ています。下痢や嘔吐をともなうことが多いです。
4.
胃腸炎は減っています。
5.
疲れ、夏バテ等でおなかの症状やじんましんが出るケースが多いです。以前は小学生中心でしたが、園児でもみられます。
6.
花粉症は夏の雑草花粉が出ています。
7.
汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。
8.
新型コロナ感染症は小学生は増えてきていますが、園児は1〜3の発熱疾患中心でごく少数しかいません。
新型コロナは増えてきています。
静岡県や島田市も増えてきており、当院関連でも散見されます。園児では何種類もの感染症が出ていて増えている印象ですので、今のところ新型コロナはそこまで増えられないのではないかと思っています。小学生の新型コロナは他の感染症が少ないため流行しています。夏休みに入れば少し落ち着くと考えています。
新型コロナワクチン医療従事者の4回目がはじまります。感染予防効果は従来よりやや劣り短期間ですがあります。ですので今の流行への対処として有意義と考えます。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査でローリスクのみ行っています。
7月23日