7月15日

最近の流行のおさらい

 

 

1.    高熱の夏かぜが出ています。

2.    手足口病は例年とちがって腕、足、おしりに発疹が多くでる型が多いです。ヘルパンギーナは少数みられます。

3.    高熱、せきのかぜが少し出ています。喘息様になるケースがあります。ヒトメタニューモウイルスとRSウイルスのようです。今後RSが増えると考えています。

4.    胃腸炎は減っています。

5.    疲れ、夏バテ等でおなかの症状やじんましんが出るケースが多いです。以前は小学生中心でしたが、園児でもみられます。

6.    花粉症は夏の雑草花粉が出ています。

7.    汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。

8.    新型コロナ感染症はこどもは増えてきていますが、13の発熱疾患が多いです。

 

 

医療従事者の新型コロナワクチン4回目接種がはじまります。現在流行中のオミクロンBA5にははっきりとした予防効果がみられるかどうかは分かりません。BA2では数カ月の発症予防効果が少ないながらあったと思います。ですのではっきりとした根拠はなく、流行してきたから、という理由で4回目接種が始まったような感じですが、もともと接種を希望している方でしたので有難く接種に向かおうと考えています。

 

新型コロナは増えてきています。

静岡県や島田市も増えてきており、当院関連でも散見されます。園児では何種類もの感染症が出ていますので、今のところ新型コロナはそこまで増えられないのではないかと思っています。小学生の新型コロナは他の感染症が少ないため流行してくる可能性が高そうです。

 

現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査でローリスクのみ行っています。

前に戻る