5月20日
最近の流行のおさらい
全体的に落ち着いています。
1.
はなかぜ、せきのかぜが中心です。喘息様になるケースが多いです。
2.
胃腸炎が局所的に流行しています。ノロタイプと推定しています。
3.
GW明けでリズムが崩れ、体調を崩すケースがあります。おなかの症状が出るケースが多いです。
4.
花粉症はまだ症状がでる児が多いです。
5.
汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。
6.
突発性発疹が目立ちます。
7.
新型コロナ感染症はこどもは今のところ散発的で少ないです。
新型コロナはGW明けの経過で少し増えましたが落ち着いていると思います。GWの影響は限定的であったのでしょう。
小児ではやはりインフルエンザのように高熱がいきなりでるケースが目立ちます。周囲に新型コロナがあり高熱の場合は可能性が高いと言えます。
現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査でローリスクのみ行っています。
小6〜高1女子の子宮頸がんワクチンの積極勧奨が再開され、予約が増えてきています。接種前に接種される本人がワクチンの内容を知っていて、接種する意思があること、この2点は必須と考えています。