4月23日

最近の流行のおさらい

 

1.    はなかぜ、せきのかぜが中心です。

2.    胃腸炎は減っています。症状は軽めで半日〜1日で回復してきますがぶり返すことも時々あります。

3.    花粉症はまだ症状がでる児が多いです。顔の皮膚があれることもあります。

4.    汗で湿疹が強まるケースが多いです。虫刺されも多いです。

5.    気候が安定しないため体調を崩すケースがあります。

6.    新型コロナ感染症はこどもは小康状態と思います。園や学校でぽつぽつ出ていますが大きく広まりません。

 

新型コロナがだらだら続いています。全体的には横ばいです。

 

 オミクロン株の亜型で第7波がきていると言われていますが、現場はそれほど怖い感染症だとは思わなくなっています。世間もあまり怖い感染症ではない、と実感しつつあるようです。実際熱が続いたり合併症が出たりつらい状態になる場合もあるようですが、特にこどもに関しては軽症が多いことは間違いありません。リスクのある方が適切にワクチンを行い、適切に簡単に治療薬が手に入るようになれば(ここはもう一息と思います)、時々ひどくなるかぜでよいと思います。世論に押されて諸外国のようにかぜになる日は近いはずです。現場としてはその時までは厳格な対応をせざるを得ませんが、ご容赦お願いします。

 

現在は感染対策、適宜コロナ検査をしながらの診療です。新型コロナの検査は抗原検査でローリスクのみ行っています。

 

 新型コロナワクチン5-11歳の2回目が当院でも始まりました。接種後の発熱の頻度はやはり低く、また微熱です。腕のいたみはあるようですが、成人と比較すると副反応は軽い感じです。新型コロナが軽症であることは間違いありませんが、個人的にはこどもにとってワクチンは接種する意味は十分あると考えています。

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