1月7日

 新しい年になりました。今年はコロナ収束を期待したいですね。小児科外来が感染症から感染症以外メインにシフトしていく過程と考えています。今年も宜しくお願い致します。

 

最近の流行のおさらい

 通常の感染症は少なめです。

 

1.    胃腸炎が出ていますが少なめです。集団生活が始まってどう変わってくるでしょうか。

2.    赤ちゃんのはなかぜが多いです。

3.    喘息児は安定しています。

4.    熱かぜが少し出ています。

5.    肌のかんそうがきつい時期になっています。しもやけが増えています。

 

 

新型コロナが増えています。オミクロン株市中感染ではない、と県は行っていますが、この急速拡大はオミクロン株の特徴と考えます。もうすでに置き換わっていると考えてよいはずです。潜伏期が短い、という可能性も示唆されています。

現在は感染対策をしながらの診療です。

 

 新型コロナの検査は基本的に行っておりません。

 

 新型コロナ、オミクロン株の実態が徐々に見えてきています。感染力は高いですが、重症化率がだいぶ低い傾向があるようです。明らかに死亡率は低く、季節性インフルエンザ以下かもしれません。日本でどうかの状況データが蓄積されて最終結論が出るはずです。3月末にはある程度のめどがついていると思います。

 

511歳の新型コロナワクチンは現状ですと(前倒し等なければ)4月以降になりそうです。4月はオミクロン株が収束に向かっている時期と予測します。ワクチンの必要性をよく考える必要があります。現状では511歳のワクチン接種は急ぐ必要はない、と個人的には感じます。

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