11月19日

最近の流行のおさらい

 通常の感染症は多めです。手足口病、ヘルパンギーナは全国的には流行しているようで、島田地区でも少しずつではじめているかもしれません。

 

1.    はなかぜが多いです。せきが強くなりゼイゼイしたり、発熱が長引いたりするケースもあります。

2.    喘息児が少し不安定です。

3.    夏かぜが少し出ています。発疹が出るケースや、1週間近く熱がでるケースもあります。

4.    ヘルパンギーナが1名みられました。手足口病はみられません。

5.    肌のかんそうがきつい時期になっています。

 

 

 

新型コロナは少な目です。現在は感染対策をしながらの診療です。

医療機関ですので感染対策は緩めず、現状は今まで通りの対策の継続です。

 

 家族(大人)の発熱、せき、のどの痛み等が先行する場合はコロナ要注意者として扱います。内科等受診があり、その後の経過がよい場合は普通かぜ対応とします。ただ現在はほぼかぜとして対処しています。

 

 こどもの新型コロナ感染は、家族内感染(大人から)か園や学校での感染です。周囲にいなければ大丈夫、と考えてよいです。

 

 新型コロナの検査は基本的に行っておりません。

 

 新型コロナワクチンの5〜11歳接種の準備が進んでいるようです。ワクチン自体が今までのものと違うようですし、1回接種量は0.2mlです。今の状況、そして今後の状況を踏まえても小児科学会が接種を推奨する可能性は低いと考えます。国の政策として行うか、こどもという事情で様子を見るか、ですが最終的には義務ではありませんので個々の判断になります。

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