9月24日

最近の流行のおさらい

 通常の感染症は少なめです。

 

1.    疲れ、かぜでじんましん、腹痛等の体調不良が出る幼児、小学生が多いです。規則正しい生活と水分摂取でのりきりましょう。

2.    熱せきかぜで後半にゼイゼイするケースが少しでていますが少な目です。パラインフルエンザウイルス(風邪ウイルス)のようで、クループになるケースもあります。

3.    胃腸炎が少しでています。

4.    秋の花粉症が出ています。春に比べて目の症状が少ないです。

5.    喘息児が少し不安定です。

 

 

新型コロナは減ってきています。現在はこどもクラスターに注意しながらの診療です。

 

 家族(大人)の発熱、せき、のどの痛み等が先行する場合はコロナ要注意者として扱います。内科等受診があり、その後の経過がよい場合は普通かぜ対応とします。

 

 こどもの新型コロナ感染は、こどもクラスターが散見される今でも家族内感染(大人から)が多いとのことです。ただ、園で出始めるとただのかぜ症状でしかないため『かぜ』と診断される誰かが気づかれて診断されないと広まってしまいそうです。

 

 園でしっかり感染対策をしていればあまり広まらない、というデータが東京から出ています。保育園、幼稚園の頑張りには頭が下がりますね。

 

 新型コロナの検査は基本的に行っておりません。

 

 濃厚接触者の有症状者や、濃厚接触者ではないけれども近くに新型コロナ患者がいて(接触者)かぜ症状を示している場合、島田市総合医療センターに検査依頼しています。状況により処方は当院で行います。当日検査できない場合もあるかとは思いますが、急変の可能性はこどもでは少ないので状態がよければ経過観察でお願いします。

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