7月30日
最近の流行のおさらい
RSウイルスはだいぶ減りました。手足口病、ヘルパンギーナはみられません。夏かぜが少し出ている程度です。
1.
発熱、せきかぜであるRSウイルスはだいぶ減りました。
2.
高熱中心のなつかぜが少し出ています。解熱後発疹がでることもあります。
3.
とびひが少し出ています。
4.
虫刺されが多いです。乳幼児は赤く腫れあがる傾向があります。
5.
疲れ、かぜでじんましんが出る幼児が時々見られます。
6.
花粉症、アレルギーが引き続き出ています。雑草花粉と思われます。
新型コロナは島田市では少し出ています。小児科診療に影響を及ぼすほどではありません。現在は変異株によるこどもクラスターに注意しながらの診療です。
新型コロナワクチン12歳以上の小中学生接種が当院ではじまります。
A:1回目 8月4日(水) 2回目 8月25日(水)
B:1回目 8月11日(水) 2回目 9月1日(水)
対象は、当院受診歴のある小中学生のみ、です。宜しくお願い致します。
デルタ株が中心になりつつあり、小児も以前より罹り易い傾向はあります。新型コロナ感染症全体に対する小児の割合も増加傾向です。
新型コロナワクチン小児接種に関して専門家でも色々な意見があり、接種するかどうかは結局は個々の判断で、とせざるを得ません。その際に重要なことは、
・今分かっている新型コロナ感染の事実
・今分かっている新型コロナワクチン効果、副反応の事実
・個々のおかれている状況の分析
です。医療者的には7割の集団免疫を目指して、みんなでコロナを乗り越えよう!という社会接種的意識が望ましいと考えますが、その真反対には本人の、注射は怖い、という意識があり、これも重要です。その間の様々なことを考えあわせ、最終的に
・接種する
・保留
・接種しない
と自分で納得できればよいと考えています。