7月24日

最近の流行のおさらい

RSウイルスが依然として流行していますがピークは越えたかもしれません。手足口病、ヘルパンギーナはみられません。全体的な傾向に変化はありません。

 

1.    発熱、せきかぜであるRSウイルスはまだ流行しています。急性期が終わってもせき、鼻水が長く続きます。園児はだいたい1週間お休みします。

2.    高熱中心のなつかぜが増えています。

3.    虫刺されが多いです。乳幼児は赤く腫れあがる傾向があります。

4.    とびひが少し出ています。

5.    疲れでじんましんが出る幼児が時々見られます。

6.    疲れで体調を崩す小学生が多いです。

7.    花粉症、アレルギーが引き続き出ています。雑草花粉と思われます。

 

 

新型コロナは島田市では少し出ています。小児科診療に影響を及ぼすほどではありません。現在は変異株によるこどもクラスターに注意しながらの診療です。

 

 新型コロナワクチン12歳以上の小中学生接種を当院では8月以降行うことになりましたがまだ準備できていません。準備出来次第開始と考えています。対象は、当院受診歴のある小中学生のみ、です。宜しくお願い致します。

 島田市では小中学生の新型コロナワクチン集団接種を土曜日に予定しています。そちらに私が出向くことも多いですので、接種しようと思っている方は集団接種も利用すると良いと思います。小児科医を中心とした接種体制を作っておりますので、相談もしやすい安心感があります。副反応時の対応は複数医師がおりますのでしっかりしています。個別接種ではなかなか多くの方に接種することは難しいので集団接種もご利用して頂けますと有難いです。

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