5月21日

最近の流行のおさらい

感染症は多くはありません。

 

1.    はなかぜが多いです。

2.    発熱の続く推定アデノウイルスかぜが園児に出ています。

3.    発熱、せきかぜであるRSウイルスが少し出ています。

4.    虫刺されが多いです。

5.    皮膚の乾燥性湿疹が引き続き強めです。

6.    花粉症が引き続き出ています。雑草花粉と思われます。

7.    じんましんが多いです。

8.    便秘が多いです。

9.    疲れで体調を崩す小学生がとても多いです。

 

 

 

新型コロナは島田市では少数継続して出ていますが広まってはいません。現在は変異株によるこどもクラスターに注意しながらの診療です。

 

 全国的には学校、園などでクラスターが増えています。変異株はこどもにとって全く異質な新型コロナでこどもの間で広まってしまう傾向は認めます。ただ、日本小児科学会は

1.  新型コロナウイルス感染症の流行第4波(20213月以降)では、COVID-19新規患者数が増加していますが、小児患者の割合はわずかな増加に留まっています。

2.  子どもが変異新型コロナウイルスに感染した場合も多くが無症状から軽症で経過しています。

3.  小児COVID-19患者の大部分は成人患者からの感染であり、第4波に入ってからも変化していません。

という見解を示しており、基本的な感染対策を継続し、学校閉鎖など過度な対策はせず柔軟な対応をするよう注意喚起をしております。

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