12月25日
最近の流行のおさらい
はなかぜが中心の診療です。全体的にとても落ち着いています。RSもインフルエンザもノロもない年末はやはり異例です。
1.
はなかぜが小児全般に流行しています。赤ちゃんから園児まで延々と長引きます。気管支の弱い児はぜいぜい、強いせきを徐々に伴います。
2.
溶連菌感染症が少し出ています。
3.
高熱の夏かぜ(アデノウイルス)は減っています。
4.
胃腸炎は減っています。
5.
皮膚の乾燥性湿疹が増えています。
新型コロナウイルス感染症は全国的に増えていて、志太榛原地区でもぽつぽつと出ています。年末年始の人の動きは、お盆で我慢した分もあり、感染対策をしながらそこそこあると考えています。帰省して広まったからと言っても『仕方ない』と私は考えます。新年くらいは家族でいるのが人というものと思うからです。
年始の診療はどこまで新型コロナを意識しながら行うか、始まってみないと分かりません。きちんと状況判断して対応していこうと思っております。
静岡県の12/25現在は『警戒レベル4(県内警戒、県外警戒)』です。
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html
現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。
新型コロナに振り回された1年でしたが、以前のように感染症に偏っていることのない診療体制ができつつあるのは収穫です。神経をすり減らす日々が続いていますが最前線の先生方とは比べ物になりません。自分のやれること、自分に最適なやるべきことを意識しながら1日を積み重ねていこうと思っております。
1年間有難うございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。