11月20日

最近の流行のおさらい

はなかぜが中心の診療です。

 

1.    はなかぜが小児全般に流行しています。赤ちゃんから園児まで延々と長引きます。気管支の弱い児はぜいぜい、強いせきを徐々に伴います。

2.    高熱の夏かぜ(アデノウイルス)が少し流行しています。重症にはなりません。

3.    溶連菌感染症が少し出ています。

4.    皮膚の乾燥性湿疹が増えています。湿疹が長引く児はステロイドを予防的に塗ることが効果的です。

 

 

 

 新型コロナウイルス感染症は全国的に増えています。各自が感染対策をしっかりと行うことにつきます。

 

 静岡県も場所により市中感染レベルになっていると考えます。外での飲食には十分気をつけましょう。

 各地の病院でクラスターが出ていると当然ですが他病院にしわ寄せがいきます。そして新型コロナ患者が増えると市内の開業医にも感染者あるいは濃厚接触者が出てきて一定期間休診になります。多数の患者の発生は考えている以上に日常医療を圧迫します。不要不急の外出を避ける、までではありませんが、さんざん言われている3密現場はしっかり避ける、という自己管理力が必要です。時にはNOと言わなければなりませんが、自分が守るものは何かしっかりと考えて判断しましょう。

 

 

 静岡県の11/20現在は『警戒レベル4(県内警戒、県外警戒)』です。

http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。

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