11月13日

最近の流行のおさらい

はなかぜが中心の診療です。

 

1.    はなかぜが小児全般に流行していますが少なめです。ただし延々と長引きます。

2.    せき、ぜいぜいのかぜは出ていますが減っています。発熱を伴ったり、喘息様になったりするケースを散見します。喘息児は少し落ち着いてきました。

3.    アレルギー性鼻炎も減っています。

4.    溶連菌感染症が少し出ています。

5.    高熱の夏かぜは少し出ています。

6.    皮膚の乾燥性湿疹が増えています。

 

 

 

 新型コロナウイルス感染症は全国的に増えています。各自が感染対策をしっかりと行うことにつきます。

 

 現在の新型コロナウイルス感染症は感染力を増し、発熱などの発症力が高まったような印象があります。おとなではインフルエンザと区別がつかない感じでしょう。

 重症化率は第2波と同じくらいのデータに見えます。ただ第2波の感染の主体が若年者であったのに対し今は高齢者もそこそこいる感じですので、重症化率は少し低下したような印象があります(あくまでも個人的な印象)。

 新型コロナが徐々にふつうのかぜになる経過であってほしいです。

 

 静岡県の11/13現在は『警戒レベル4(県内警戒、県外警戒)』です。

http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。

前に戻る