10月31日
最近の流行のおさらい
はなかぜが中心の診療です。
1.
はなかぜが小児全般に流行しています。
2.
せき、ぜいぜいのかぜは出ています。発熱を伴ったり、喘息様になったりするケースを散見します。喘息児も少し調子が悪い気候になっています。
3.
アレルギー性鼻炎が多いです。かぜに伴うアレルギー変化と考えています。
4.
溶連菌感染症が少し出ています。
5.
高熱の夏かぜは減っています。
6.
湿疹、虫刺され、とびひなどは少し出ています。
新型コロナウイルス感染症は県内で少し増えています。
軽症はなかぜでの受診が増えています。保育園などではごく軽い状態でも念のため受診を指示しているようです。
当院での推奨は、
軽症のかぜは自宅で経過観察。症状が1週間程度長引いたり発熱、せき等でつらい場合は受診。
です。診療が混雑すると感染対策や患者対応エラーが出る可能性があり、クリニックにも受診者にもリスクが増えると考えています。
お子さんが小さかったり、様々な理由から心配だったりした場合は受診は歓迎です。こどもの感染症を自宅で見られる『うで』のある場合は自宅観察をお願いする次第です。当院ホームページに簡単なホームケアを載せていますのでご参照下さい。
静岡県の10/31現在は『警戒レベル3(県内注意、県外警戒)』です。
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html
現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。