10月16日

最近の流行のおさらい

はなかぜが中心の診療です。

 

1.    せき、ぜいぜいのかぜは出ています。発熱を伴ったり、喘息様になったりするケースを散見します。喘息児も少し調子が悪い気候になっています。

2.    アレルギー性鼻炎が多いです。

3.    高熱の夏かぜは少し出ています。

4.    溶連菌が少し出ています。

5.    あせも、湿疹、虫刺され、とびひなどは少し出ています。

6.    ちょっと疲れている児が多いです。

 

 

 

 新型コロナウイルス感染症は落ち着いています。

 人の行動をみていると、新しい生活様式が浸透したような感じです。それとともにこうすれば感染しないだろう、という理解が進んでいるようです。新型コロナウイルスとの距離感がうまくとれてきています。

 重症化を減らすための治療はだいぶ確立してきています。高齢、基礎疾患を持っている方のなかで一定数の死亡は止むをえませんが、少なくとも日本では罹ったら仕方ない程度までには近づいていると思います。

 ワクチンの効果がどの程度あるのかは分かりませんが、インフルエンザワクチン程度の効果が現実的に認められれば『ちょっとたちの悪いかぜ』とすることができます。そうすれば何でもかんでもPCR、検査、は必要ではなく、症状が強いケースのみ検査を行う、という普通の診療にできます。

こどもにとってはほとんとただのかぜでしかない新型コロナウイルス、人間の現在の騒動をどのようにみているのでしょうか?

 

 静岡県の10/16現在は『警戒レベル3(県内注意、県外警戒)』です。

http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。

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