10月9日

最近の流行のおさらい

はなかぜが中心の診療です。

 

1.    せき、ぜいぜいのかぜは出ています。発熱を伴ったり、喘息様になったりするケースを散見します。

2.    アレルギー性鼻炎、花粉等のアレルギーによるのどのせきが多いです。

3.    高熱の夏かぜは少し出ています。

4.    溶連菌が少し出ています。

5.    あせも、湿疹、虫刺され、とびひなどは少し出ています。

6.    ちょっと疲れている児が多いです。

7.    流行性疾患ではありませんが、アレルギー性紫斑病が3名続きました。

 

 

 新型コロナウイルス感染症は落ち着いています。

 9月の連休の人の移動の影響は限定的で大きくはありませんでした。この結果から週末等の行楽地へのお出かけは感染対策をしっかりすれば大丈夫と考えてよいです。注意するべきは閉鎖空間での食事とトイレと考えます。

国は冬の診療体制をインフルエンザと新型コロナに同時に診療所で対応できるように考えていますが、現実的にはインフルエンザ検査も行わない方針の医療機関(内科)が多そうです。検査せず症状から抗インフルエンザ薬を処方し、改善しなければ新型コロナ検査対応にする方向性が聞こえてきます。妥当な線かと思います。

また、静岡県の救急センター、当番医でもインフルエンザ検査を基本的に行わないと決めた所が多いようです。今シーズンの本来のインフルエンザ流行はかなり少ないことが予想されますが、インフルエンザでないインフルエンザ様疾患はそこそこの数になると思います。

どこがインフルエンザ確定をするか?悩ましいところです。

 当院のインフルエンザ検査方針についてはまだ決めていませんが例年のように発熱→インフルエンザ検査、の流れにはならないことだけは決めています。

 

 静岡県の10/9現在は『警戒レベル3(県内注意、県外警戒)』です。

http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。

前に戻る