10月2日
最近の流行のおさらい
1.
せき、ぜいぜいのかぜは少し出ています。発熱を伴ったり、喘息様になったりするケースを散見します。
2.
アレルギー性鼻炎(花粉症)が2歳以上で多いです。例年ない傾向です。
3.
高熱の夏かぜは減っています。最後の経過で発疹が出ることがあります。
4.
溶連菌が少し出ています。
5.
あせも、湿疹、虫刺され、とびひなどは少し出ています。
6.
ちょっと疲れている児が多いです。
新型コロナウイルス感染症は落ち着いています。
連休の人の移動の結果は来週出てくると思います。静岡県内では単発のクラスター等少し出ていますが、大事には至っておりません。
東京を中心とした雰囲気は経済優先に傾いています。それに対し医療現場は感染拡大の懸念を持っています。
また国は冬の診療体制をインフルエンザと新型コロナに同時に診療所で対応できるように考えています。現場の診療所は通常医療を維持するために無理をして発熱患者に対処しようとは考えていないところが多そうです。
以前から見られた現場に丸投げの構図です。現場の事情を汲んでおりません。診療所で発熱患者に対応するためには感染を抑える方針が必要と思いますが、現状はどうでしょうか?方向性に危機感が出てきたら都道府県レベルで対策を打つことになるのでしょう。
結果的にうまくいっている日本、結果オーライが欲しいところです。
失っていけないものを失うことがないように願います。
静岡県の10/2現在は『警戒レベル3(県内注意、県外警戒)』です。
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html
現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。