7月25日

最近の流行のおさらい

 

引き続き例年流行する手足口病、ヘルパンギーナは全く出てきません。夏かぜがわずかに出ている程度で少ないです。

 

 

1.    はなかぜ、咳かぜで喘息が出るケースが目立ちます。

2.    発熱中心の夏かぜは減っています。発熱は数日で、発疹が出るケースもあります。

3.    扁桃炎を主体とする夏かぜは少し出ています。

4.    あせも、湿疹、虫刺され、じんましん。水いぼトラブルが多いです。

5.    便秘の児が多いです。

 

 

 新型コロナウイルス感染は先週島田市で1名確認されたあとは続きません。その後藤枝市でも県外移動に伴う感染が2名確認されました。現状市中感染とは言えないと思います。

GO TO Travelキャンペーンでどの程度新型コロナが日本中に拡散するのか、結果は8月上旬に出ます。その後お盆の帰省でさらに拡散する可能性があります。

医療体制が維持されるかどうかは重症者のケアもそうですが、医療従事者の感染→診療停止、による通常医療へのしわ寄せも重要点です。

このまま重症者が少ない状態が継続した場合、指定感染症をはずして『一部が危険になるかぜ』にしてゆくことを考える時期に来ていると思います。GO TO Travelキャンペーンはその布石、準備なのかもしれません。

現状は今まで通り個人レベルでの警戒を継続するのみです。

 

 静岡県の7/25現在は『警戒レベル3(県内注意(一部警戒)、県外警戒)』です。

http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

県外移動は、山梨県、長野県、岐阜県、新潟県は訪問可、東京は回避、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫は特に慎重に行動、愛知、福岡は慎重に行動、その他は注意して訪問可、となっています。

前に戻る