最近の流行のおさらい

 

1.    花粉症が一気に増えています。今年は早いけれど少ない、ようです。

2.    胃腸炎は園児、小学生、園児に散発です。増えていると思います。

3.    熱の続くはなかぜは増えています。

4.    発熱、扁桃腺がはれる、目やに、鼻が詰まる、等のアデノウイルス様感染症が増えています。

5.    ぜいぜいする気管支炎は少し出ています。RS、ヒトメタニューモウイルス両者あるようです。

6.    手足口病様が2例みられました。

7.    インフルエンザAは局所的に流行しているのみでゼロに近いです。全国的にはB型が中心ですが当地はまだゼロです。

8.    溶連菌感染症は少し出ています。

COVID2019(新型コロナ)が佳境に入ってきました。インフルエンザの流行極初期のような状態なのでしょう。PCRでの診断価値は徐々に乏しくなっています。『危険なかぜ』として対処していくしかない時期がおそらく1か月後にはきますし、相当な数が一気に押し寄せることになるはずですが、軽症は多いはずです。少数の重症が大きな問題で、いかに対処するかに尽きると思います。

2009年新型インフルエンザが参考になると思います。ワクチンがないため新型インフルエンザより発症者数は多いでしょう。2009年は初期からピークをむかえ終息するまで30週、今回はこれから気温が高くなることを考慮すればだらだらと5−8月くらいにピークをむかえ、1年くらいで終息するのではないでしょうか?そして季節性コロナ、になるのかもしれません。

 感染対策、規則正しい生活のみです。

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2月22日
(沖縄県立中部病院:高山義浩先生が作成した図)

2009新型インフルエンザ