8月13日
最近の流行のおさらい
1. 発熱患者さんが多いです。夏風邪ですが3日くらいの発熱で自然治癒します。夕方、夜に上がる傾向があります。ヘルパンギーナ、手足口病と診断できるケースはわずかです。後半にせきが増えるタイプも多いです。1−2週間続くケースも少数あります。
2. 喘息は大気の状態が不安定で少しでています。
3. ぜいぜいしたり、せきが多い熱のあまりでない風邪がすこし流行っています。
4. 溶連菌感染症は少ないです。
5. 胃腸炎は少し出ています。乳児がかかると夏場はかなり長引きます。
6. とびひ、ひどいあせもは多いです。
7. 水ぼうそうはほとんどみません。
8. 百日咳がごく少数でています。喘息持ちでない大人の長引くせきは要注意です。
9. 夏ばての印象の児が増えています。じんましんがでるケースも時々あります。日常的に水分摂取につとめましょう。あまり元気がでない場合はスポーツドリンクがよいです。
10. 夏場で便秘が悪化するケースが散見されます。水分だけでなく、食事量が減っている場合が多いようです。夏バテしないためにも、頑張って食べることが望ましいです。