最近の流行のおさらい

1. 胃腸炎が一部の保育園で爆発的に急増しました。ノロウイルスと思われます。症状は比較的軽く、３－４日で回復します。

2. 喘息や喘息っぽいかぜ、夜中に咳の多いかぜは少し減ってきました。マイコプラズマはまだ根強くありますがＲＳウイルスは峠を越しました。内服治療を行っていても１ヶ月以上長引く咳でなかなかなおらない場合は喘息の可能性が高いかもしれません。傾向として、喘息がはじめて診断されるケースが増えています。

3. はなかぜが多いです。その影響で、生後数ヶ月の赤ちゃんがかぜをひくケースが増えています。

4. 皮膚の乾燥が増えています。湿疹になるケースも増えてきました。

5. おたふく、水痘は少なめです。溶連菌は減っています。

6. 高熱の出るかぜが幼児、小学生に出始めましたが、インフルエンザは検出されません。