とある歯医者さんに通院しています。歯の治療はひとつの歯に何回も治療を繰り返し、何度もいかなければならないので大変です。全部いっぺんにやってくれればよいのに、とも思うのですが(実際可能だとは思います)、そう言える患者さんは少ないでしょうね。ということで、もともと痛いのが嫌いなのと何度もいくのが大変なので歯医者さん通院は苦手でした。ただ、今回ちょっと驚くべきことをしてくれました。普段気にかかっていたのですが今までどの歯医者さんも指摘しなかった歯の削れ(虫歯ではない)を指摘し、そこを治療してくれました。いとも簡単にちょこちょこと。自分の満足度がとてもアップしました。患者側の心理はこんなところなのだろうと思いました。苦しいところ、痛いところを治療するのは医師として当然のしごと。そして、患者さんにとって言えない、もしくは言うのを思いつかないような悩みを治療するのは医師としての使命。開業当初からモットーとしている『こどもたちのしあわせ』はこんなところにあるのだと再認識しました。その意味で、健診はとても重要です。
最近の流行のおさらい
1. インフルエンザB型は減ってきていますが溶連菌感染症はかなり増えています。どちらも家族感染するケースもあります。溶連菌感染症の症状は、発熱、のどの痛み、発疹、じんましん、嘔吐などです。
2. はなかぜ、ぜいぜいやせきのかぜは多いです。
3. 嘔吐、下痢を主体とするロタウイルス嘔吐下痢症は少なめです。
4. 水痘はまた増えてきています。
5. 熱だけが数日でるかぜが出始めました。夏かぜっぽいです。
6. アデノウイルス扁桃炎はまたすこしではじめました。
7. 伝染性紅斑(りんご病)は多いです。
8. 年度替りの時期のためか、体の疲労や気疲れによるじんましんが少しみられます。
9. 最近の天候不順で喘息患者さんが軽い発作を起こすことが時々あります。