こどもの頃に好きだった絵本に再会しました。こどもの頃のものはもう少し小さい絵本だったのですが改定されて大きくなったようです。『まいごになったぞう』。まいごになったこぞうがいろいろな動物に出会います。『あばばうぶ〜』としか言いませんが、怖い動物たちもこぞうの無垢さについやさしくなってしまいます。そして最後に母にたどり着くというストーリー。自分がぞうさん好きになったのはこの本のおかげです。そしてこのクリニックのロゴマークになりました。絵本の中にある親子ぞうの絵、入り口を出た壁に描いてあるぞうさん親子に少し似ています。全く意識はなかったのですが、小さい頃のちょっとした大事な思い出が今でもくっきりと残っていることがわかりました。こどもたちが将来何をするかは未知数ですが、こどものころにその土台が出来ていることは間違いないと思います。将来に向けて小さい頃からいろいろなものに出会うことはとてもよいことです。その中で自分にあったもの、あくまでも自分にあったものを自分で見つけられると、あるいは心の中に蓄えていることができると、いいですね。
最近の流行のおさらい
1. はなかぜが増えてきました。それに伴い、ぜいぜいやせきのかぜが増えてきています。数日熱が先行する場合もあります。
2. インフルエンザB型は減ってきています。溶連菌感染症も少し落ち着いてきました。どちらも家族感染するケースもあります。
3. 嘔吐、下痢を主体とするロタウイルス嘔吐下痢症は少し増えてきました。
4. 水痘は少し減ってきています。
5. 熱だけが数日でるかぜが出始めました。夏かぜっぽいです。
6. アデノウイルス扁桃炎はまたすこしではじめました。
7. 伝染性紅斑(りんご病)はときどきみられます。
8. 年度替りの時期のためか、体の疲労や気疲れによるじんましんが少しみられます。
9. 喘息患者さんはとても落ち着いています。