4月16日 フルB

 インフルエンザB型はだらだらと残っているという状態ではなく、明らかに流行しております。1日5名以上検出される場合もあり、小学校で学級閉鎖あり、そして中学生、幼稚園、保育園児まで広まっています。例年B型はあまり流行しないこと、そしてインフルエンザワクチンの効果が約半年でありそろそろ切れてくることから、今こどもたちの免疫はB型にまっさらに近い状態にあるのだと思います。そのため簡単に広まってしまうのかもしれません。あたかもおととしの新型インフルエンザのように温かくなってもだらだらと続いていくのでしょうか?ゴールデンウィークで集団生活が一時とまり、流行がストップすることを願います。

 

 

最近の流行のおさらい

1.      インフルエンザB型が流行中です。

2.      嘔吐、下痢を主体とする嘔吐下痢症はまた増えてきました。

3.      水痘が依然として多いです。

4.      普通のかぜや熱が1日だけでるはなかぜは少し減ってきました。

5.      熱だけが数日でるかぜが出始めました。夏かぜっぽいです。

6.      熱が続く、せき、ぜいぜいなどのかぜ、喘息発作が少なめです。

7.      溶連菌感染症は1日数名ずつです。アデノウイルス扁桃炎はまたすこしではじめました。

8.      伝染性紅斑(りんご病)はときどきみられます。

9.      おたふくかぜはほとんどいません。手足口病患者さんが少数ながらいます。

10.  年度替りの時期のためか、体の疲労や気疲れによるじんましんが少しみられます。

 

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