　春休みになってとても落ち着いた日が続いています。そして入学式、始業式を迎え集団生活がはじまると、感染症も増えていくことと思います。今年はだらだらとインフルエンザＢが残っています。大流行ではありませんし、症状が強いわけでもないのでふつうのかぜとあまり変わりませんが、引き続き手洗いうがいには注意です。

　今週からとても朝があったかくなりました。エアコンを入れなくてもよい感じですのでエアコンの設定をどうするか考えなくてよくなりました。でも、今節電のくせをつけていかないと夏の節電に向けての心構えができません。何事も継続を、節電の意識、ときどき薄れてしまうこともありますが、続けていこうと思います。

　新年度になって六合東小学校の校医になりました。主な仕事は春の全校生徒健診と秋の就学時健診です。自分がこどもの頃は体育館に集められてやったような気がします。今はどんな感じになっているのでしょうね。人数が多いので流れ作業的になってしまいがちですが、健診という観点からしっかりやっていこうと思います。

最近の流行のおさらい

1. 普通のかぜや熱が１日だけでるはなかぜは少し減ってきましたが中心です。

2. 熱だけが数日でるかぜが出始めました。夏かぜでしょうか？

3. 熱が続く、せき、ぜいぜいなどのかぜ、喘息発作がはまた減ってきました。

4. 嘔吐、下痢を主体とする嘔吐下痢症はかなり減った感じです。

5. 溶連菌感染症、インフルエンザＢ型は少数です。

6. 伝染性紅斑（りんご病）はときどきみられます。顔や手足が赤くなって診断されますが、そのときは感染しません。

7. 水痘がまた増えています。おたふくかぜはほとんどいません。アデノウイルスも減っています。手足口病患者さんが少数ながらいます。