今週後半からクリニックも春休みっぽくなり患者数がとても減りました。例年と同じ傾向です。
1. 普通のかぜや熱が1日だけでるはなかぜが今の主体ですが少し減ってきました。
2. 嘔吐、下痢を主体とする嘔吐下痢症はまだまだいますが少し減っている感じです。ロタウイルスが中心のようです。対処法は原因ウイルスによって変わりはありません。
3. 水痘は爆発的に増えています。感染源のわからないケースもあり、市中での感染とすると患者数がかなり多いのだと思います。春休みに入って減ることと思います。
4. 熱、せき、ぜいぜいなどのかぜはすこし減った印象です。
5. インフルエンザが患者さんはすこし増えています。B型が主体です。
6. 伝染性紅斑(りんご病)はときどきみられます。顔や手足が赤くなって診断されますが、そのときは感染しません。
7. マイコプラズマ様の感染は少なくなっている感じです。溶連菌感染症は増加してきました。
8. おたふくかぜはほとんどいません。扁桃炎や結膜炎を軽く起こす患者さん(おそらくアデノウイルス)も減っています。
9. 手足口病患者さんが少数ながらいます。
10. 皮膚のかさかさ、湿疹は最近の空気の乾燥で再び増加傾向です。花粉症症状を示す患者さんは多いですが、薬で安定している場合が多いです。
3月26日