3月19日 気持ち
被災地が復興しつつある映像をテレビでみることが多くなりました。テレビ番組も普通に戻りつつあり、経済活動もすこし戻ってきましたが現場は依然としてたいへんと思います。被災地によっては支援がほとんどこないところもあるかもしれません。この寒さに耐えている被災者のみなさん、つらいでしょうが、ゆっくりとでいいので、前を向いて頑張ってくださいね。こんなとき一番必要なものは何でしょうか?たぶん、身近な人のやさしい気持ちと思います。きっと現地にはあふれていることでしょう。一番大事なものがあれば、頑張っていけそうです。そう思うと人って、いつでも頑張っているのですね。。。
ちょっといいものを見つけましたのでのせます。愛知県の名城病院の医師と看護師を中心としたハートフルホスピタルというバンドがCDを出しています。日々の患者さんとのふれあいの中から作った曲を歌い上げています。全国区になってもおかしくないくらい気持ちが伝わってくる歌です。You Tubeで見られます。
最近の流行のおさらい
1. 普通のかぜや熱が1日だけでるはなかぜが今の主体です。
2. 花粉症症状を示す患者さんは多いですが、薬で安定している場合が多いです。まだまだつらい日々が続きそうです。花粉症で、女の子がおまたを痒がる場合が時々あります。おまたをさわって花粉がつくのだと思います。手洗いでよくならない場合は内服が効果あります。
3. 嘔吐、下痢を主体とする嘔吐下痢症はまだまだいます。いったいいつまで続くのか、というほど長い流行です。
4. 熱、せき、ぜいぜいなどのかぜはすこし減った印象です。ただ、熱が続く場合が多く、こじれて入院になるケースが多くなっています。熱が続く場合は早めの受診を心がけましょう。
5. インフルエンザが患者さんはすこし増えています。B型が主体でしたがまたA型もでてきました。
6. 伝染性紅斑(りんご病)はときどきみられます。顔や手足が赤くなって診断されますが、そのときは感染しません。
7. 水痘はすこし減っています。マイコプラズマ様の感染は増えている印象です。溶連菌感染症、おたふくかぜはほとんどいません。扁桃炎や結膜炎を軽く起こす患者さん(おそらくアデノウイルス)も減っています。
8. 皮膚のかさかさ、湿疹は最近の空気の乾燥で再び増加傾向です。