12月21日 適材適所

 冬になり患者数がとても増えました。これまで予約枠が一杯になったときでも受診希望のお電話があればさらに患者さんを受けいれていました。そして直接受診された場合でも予約患者さんの間に入れることをしておりました。こんな状況が続いているうちにクリニックの診療の流れがごったがえすようになり、収拾がつかない状態になってしまいました。なるべく多くの患者さんに医療の提供を、と思ってこれまでやってきましたがこのままでは何かあった場合など対応ができなくなる、と考えました。その結果、今までの方針とはがらっとかえてしまうのですが、下記のような方針に変更いたします。

 

 当院ではスムーズな診療を行うために、診療可能な人数を設定しております。現在は、予約システムで予約可能な人数が『診療可能人数』としてあります。

 そのため、予約人数が『診療可能人数』に達した場合、お電話でも直接来院でもお断りしております。

 大変心苦しいお知らせですが、何卒宜しくお願いいたします。

 

 できる限り診療をする、ということは、なるべく多くの診療をする、という意味ではなく、クリニックのできる最高の医療を提供する、という意味だったと実感しました。ここには以前の話題でもあった『適材適所』の考えが見え隠れしております。自分自身の『適材適所』をここで見定めることができたのはとてもよかった、と思います。事故などが起こってからでは遅いのですから。

 

 

最近の流行のおさらい

1.     ぜいぜいするかぜや喘息発作は引き続き多いです。

2.     嘔吐→熱→下痢の嘔吐下痢症はだいぶ減ってきました。

3.     鼻水、鼻づまりの鼻かぜはほとんどなく、長引くのは副鼻腔炎になった場合が多いです。

4.     扁桃炎や結膜炎を軽く起こす患者さんがまだ少しみられます。

5.     水痘が少しはやっています。インフルエンザはみられませんでしたが近くにまで迫ってきているようです。

6.     皮膚の乾燥は多いです。

 

 

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