11月13日 おもい

 日本シリーズは残念ながら中日の敗北に終わりました。中日はまだまだ強いチームではなかった、ということになるのだと思います。さて、前回の『適材適所』。これはなかなか難しいものです。まずはじめに理想とする姿を描く、そこからスタートです。そしてその理想(中日なら優勝できるチーム、ケン☆こどもクリニックならこどもたちに幸せを与えるクリニック)に携わる人、もの、時間、空間などの持つ能力をしっかりと把握する。そして例えばひとなら、そのひとがどの分野でなら最高のしごとをしてくれるかを見極め、そこに誘導する。そしてきちんと評価されることによりそのひとは自分の貢献に満たされた気持ちになり、さらに自分の能力を発揮するようになる。ものに関しては(クリニックでは検査、薬など)そのものがどのような有効性と害を持っいるかをしっかりと把握し、患者さんがどのような状態にある場合有用であるかを見極める。このような見極め→配置の流れを適材適所と考えます。当たり前のことですが、ひともものも変わっていくものですのでその都度修正しながら配置換えをする必要があります。そしてくすりの治療に関しては長期的な戦略も必要になってきます(時間)。そしてその中心人物の『適材適所』をみながしっかりと実践してくれるために、信頼が必要となります。これはその中心人物すなわち『リーダーの想い』にいかに共感してくれるか、ということになります。

 

最近の流行のおさらい

1.      鼻水、鼻づまりの鼻かぜや、せきが続くかぜがかなり増加しています。今の患者さんの半数くらいかもしれません。アレルギーも混じっている印象です。

2.      ぜいぜいするかぜや喘息発作はまた少し増えています。

3.      熱が長引きあとから軽い咳症状をおこすかぜも増えている感じがします。1−2歳に多くせき症状はひどくなりませんが0歳児がかかるとひどくなりそうです。年長児にはマイコプラズマが混じっている印象です。

4.      +下痢、嘔吐のかぜが少しあります。ノロウイルスらしくはありません。アデノウイルスでしょうか?

5.      扁桃炎や結膜炎を軽く起こす患者さんが少しみられます。アデノウイルスと考えます。

6.      おたふくは少数みられます。

7.      皮膚のかさかさがとても多くなりました。

8.      小学生など高熱が1日でるかぜがみられますが、インフルエンザは検出されません。今東北北海道、関東などで流行しはじめている型はA香港型らしく症状が強い模様です。

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