1月30日

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 新型インフルエンザが収束に向かっております。これは患者さんご家族自身が実感されていることと思いますが、当院の患者数の動きを示そうと思います。ただ、再流行の可能性もお忘れなく。




















 縦軸は、示している日から始まる1週間の患者数です。たとえば、11/24なら11/24〜11/28までの新型インフルエンザ患者さんの数です。縦軸が30以上が警報レベルです。10以上は注意報レベルです。年末年始をはさんで患者数が減少し、今週はほとんどいない(1/28からは3日連続0名が続いている)状態です。成人ではまだ流行があるのかもしれませんので、これはあくまでも小児の動向です。

 流行状況は余り変化ありません。嘔吐下痢のあとに咳が続くタイプのかぜや溶連菌感染症が少し出てきた程度で、嘔吐下痢症、RSウイルス類似感染症が多く、それに通常の軽い風邪がはやっているような状況です。アデノウイルスはだいぶ減少した感じです。花粉症はあまり増えていない印象です。