1月9日

 今週の流行状況です。島田市民病院の発行する「はやりやまい通信」を参考にしています。
1.新型インフルエンザは半分程度に減りました。小学生の流行は収束気味です。0〜2歳児に増えています。しかし、重症例は最近はありません。
 当地区でも成人に広まっているから季節性がはやり始めた、という話がありました。しかし、市民病院の詳しい検査では、「新型ばっかり」とのことです。成人に流行する=季節性ではなく、成人に流行した=年末年始で広まった、と考えるのが妥当でしょう。今の流行のほとんどが「新型」といってよいようです。
2.ぜいぜいするかぜがはやり始めました。0歳児がかかるとやっかいなRSウイルスも含まれています。0歳児は外出することを控えたほうがよさそうです。というのも、RSウイルスに早く感染すると喘息になりやすい傾向があるからです。
3.胃腸炎、嘔吐下痢症が時々います。それほど増えた印象もなく、また重症度もそれほどではありません。ノロウイルス、アデノウイルスなどが原因のようです。ノロウイルスの割には症状が軽いのは、感染対策の徹底ができているからかもしれません。
4.みずぼうそう、おたふくかぜはまだまだ流行しています。
5.熱の続くアデノウイルスタイプも時々見かけます。減った印象はありません。

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