H21年12月4日

 11月21〜23日の3連休前後から島田地区でも新型インフルエンザが流行しはじめています。1日あたり10人前後の患者さんを診断、つまり定点観測(1週間に何人の患者さんが出るか)は40人前後となり、テレビなどでよく見る警報レベルとは30人以上のことですから、警報レベル、つまり流行の開始かそれを維持している状態、となります。
 しかし幸いにも重症になるケースは最近は少ないです。一方で新型インフルエンザの流行真っ最中、他方では効果があるまで1ヶ月以上かかるワクチン接種の開始。ワクチン接種が間に合うかはわかりませんが、できるかぎりにしてくことが大事です。

 もう12月、それぞれ年末年始の予定など決まってきていることと思います。小学生にはイベントの多い冬休みですね。楽しいことが多いですが規則正しい生活はこころがけましょう。
 自分自身昔を振り返ってみると冬休みにあまりかぜをひいた印象はありません。ひょっとしたら何が何だかわからず小学校の体育館で受けたインフルエンザの予防接種の効果で健康でいられたのかもしれません。それとも人口の少ない地域だったので人ごみがなく感染機会がなかっただけかも。

 最近の流行のおさらい
1.新型インフルエンザは上記の通り
2.鼻かぜ、乳幼児に多いです
3.おたふくかぜ まだまだ流行、また増えてきました。
4.みずぼうそう、時々あります。
5.溶連菌感染症 時々あります。
6.胃腸炎 少し出始めてきています。
それ以外にも普通のかぜ、も多くあります。

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